我が家に、はなちゃんがやって来た!
はなちゃんというのは、アメリカに住む友人のフランプトン夫妻のお子様で、生後約半年ほどのベイビーちゃんで ある。(親バカ仲間No.11参照)
さて、はるばるアメリカからやって来たはなちゃんが、いかに可愛らしかったかはまた別の機会に記すこととして、Mrs.フランプトンと私が秘かに楽しみにしていたのは、人間の赤ちゃんと初めて接したレオ、そしてネコと初めて接したはなちゃんのそれぞれの反応だった。
好奇心いっぱいのはなちゃんは、物おじせずにレオを見つめ、フカフカのレオ毛が珍しいのか、手を伸ばして触ろうともしていた。
それに対してのレオの反応は・・・恐怖で怯えっぱなし だった・・・。
始めは洗面所の棚の上に避難し、次に冷蔵庫の上で壁を見つめてうずくまり、最後にはベッドの下に潜り込んで出 てこなかった。
レオにとっては未知の生物である人間の赤ちゃんが恐ろしいらしく、無理矢理だっこしてはなちゃんに近付けても、わざと見ないふりをする。更に接近させようものなら、もがいて腕の中から脱出しようとするのだ。
それでも、時間が経つとはなちゃんに興味を持ち、慣れ て来たのか、はなちゃんの匂いを嗅ごうと自分から近付いて来た。
しかし、それも束の間、レオが脱兎のごとく逃げ出すで はありませんか!
何が起こったのか始めは理解できなかったが、しばらくして、レオを真に怖がらせていたものの正体が判明した。
それは、はなちゃんが乗って来たベビーカーである。
玄関の中に入れておいたベビーカーが恐くて恐くて仕方なく、その視界にベビーカーが入るだけで恐怖におののき、安全なベッドの下から出てこなくなってしまったのである。
アメリカからはるばるやって来て、レオと遊ぶのを楽しみにしていたフランプトン一家(特に旦那さんの方)には申し訳ない。(ある意味笑えたけど、レオにとってはとんだ災難だったようだ)次に遊びに来る時には、はなちゃんにはベビーカーをご遠慮頂いた方が良さそうである。(でもまたきてね♪)