レオ日記 第1話 レオとの出会い

レオプロフィール

茶トラ・男の子・約1才
99年8月5日、段ボールに入れて捨てられていた所を友人Kにより拾われる
好きなもの・のり
得意技・カミカミキック!
性格・寂しがりやの甘えん坊、やや凶暴


そもそもレオは、99年の夏に、友人Kに拾われてきた捨て猫です。
夜中の2時近くにもかかわらず電話をかけてきまして、「今時段ボールに入れて捨てられているんだよう。雨も降ってるんだよう。」と哀れっぽく言われてしまってはさすがに断れない。
その時は、しぶしぶながらも一晩だけという約束で預かる事にしました。

やって来たレオは、生後二ヶ月くらいの手のひらサイズのトラ猫で、寒さと恐怖にプルプル震えていました。
雨にぬれて、汚れもひどく、臭い!
でも猫なのに瞳がまん丸で、ものすごく愛らしい。
人間、自分よりも小さくて、弱くて、しかも可愛いモノには弱いようで、早くも私の中の”一晩だけ”という決心が揺らぎ始めていたのです。
「汚れも匂いも洗えば落ちる。よく見ると美人な猫だし、鳴き声がチョ-かわいい。」なんて調子で、どんどん篭絡されていく私。

翌朝起きてみると、心配だったトイレも敷いておいた新聞紙の上できちんと済ませているではありませんか!しかもゴロゴロと私になついてる!
ああっ!なんてお利口さんなの!
その時私は、「このコの一生は私が面倒を見よう。」なんて殊勝な決心をしたのでした。
しかしそれが、その後の愛と感動と、傷だらけの毎日の始まりだったのです。

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