カール=ハインツ・シュッツ氏リサイタル

先日、ご招待を受けてカール=ハインツ・シュッツ氏のフルートリサイタルに行ってきました。
ムラマツフルートさんの100周年記念演奏会で、なんと全席ご招待の企画です。
当然、全国のフルート関係者で指導や演奏のプロばかりだと思うのですが、いやほんと、玄人の耳をも大満足させる素晴らしい演奏会でした。

私は子育て期間中でもあったため、もう何年もちゃんとしたリサイタルに行けていませんでした。
行けても『子供のための〇〇演奏会』とか、お仕事関係の発表会ばかりだったし、コロナになってからオンラインでコンサートを視聴したりはあったけど、やはり一流の演奏を生で聴くって素晴らしい体験です。

シュッツ氏はウィーンフィルの主席奏者で、もちろんフルート界の第一人者であるわけですが、やっぱりすごかった。
楽器と体が一体となったような、動きにも音色にも無駄がない、それでいて心から音楽を堪能できるような素晴らしい演奏です。
私も最近楽器と体の関係について勉強をしていますが、シュッツ氏の演奏は本当に自然体で驚異的でした。

今回のプログラム、前半が/
モーツァルト『アンダンテとロンド』KV250(ハフナー・セレナーデのフルート編曲版)
ジョリべ『リノスの歌』
ジュナン『〈椿姫〉』のファンタジー
後半が/
J.S.バッハ『ソナタ』BWV529(フルート編曲版)
西村朗『龍の笛』
ライネッケ『ウンディーネ』

…いや体力すごいな。
どの曲も音の密度も内容の濃さもすごい、再難易度の曲ばかり。
しかも『龍の笛』(独奏)から『ウンディーネ』はステージから引っ込まないでそのまま続けて吹いてました。
う〜ん、体力も気力もすごいな。

プログラムの最初の1音目からワクワクするような、それでいて安心して音楽に身を任せることができるような、全編全力で演奏にのめり込んで聴くことができる、まさに至福のひとときでした。
すてきな時間をありがとう。
そしてご招待くださった村松楽器さん、本当にありがとうございました。益々のご発展をお祈りしております!

会場はオペラシティコンサートホール
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