目黒にある素敵な寄生虫博物館のお話です。
レオ日記第5話でちょっと紹介しましたが、何ともユニークな博物館です。
この日は、女友達3人と一緒に見学して来ました。ちなみに私は2回目の訪問です。
目黒駅西口より、歩いて15分。目黒通りにある6階建ての建物が、この博物館です。さすがに、展示しているものがものだけに、博物館として解放しているのは1・2階のみ。それでも、これでもかって位たくさんの寄生虫の標本が飾ってあります。
ギョウ虫でいっぱいのムササビの大腸とか、フィラリアに寄生された犬の臓、目に寄生虫がついた亀の首・・・キャ~!!
私が寄生虫に興味を持った(!?)のは、本屋で偶然「寄生虫館物語」という本を手にしたから。亀谷了館長がお書きになったもので、寄生虫に対する情熱や、その生態の面白さ、恐ろしさなどが盛り沢山に書かれています。最近は他にも、たくさんの寄生虫に関する書物が出版されていますので、興味があったらちょっと読んでみるといいかも。
さて、この博物館けっこう人気があるみたいで、私達が行った土曜日にも、既に20人近い見学者が訪れていました。皆さんキャーキャー言いつつ、なかなか興味深そうに寄生虫を眺めていました。
この博物館の最大の目玉は、なんと言っても8.8mの日本海列頭条虫でしょう!
一般にサナダムシと呼ばれているこの寄生虫は、その幼虫が入った鱒ずしを食べた男性から駆除されたものだそうです。板状の水槽の中に、これでもかとピンと伸ばされたサナダムシ・・・圧巻です。
2階の奥は販売コーナーになっていて、寄生虫Tシャツやポストカード、寄生虫に関する書物などが販売されています。驚いた事に、寄生虫をモチーフにしたアクセサリーや、本物の寄生虫を樹脂で固めたキーホルダーまで販売してました。
私はポストカードを購入。アメリカにいる友人にプレゼントする事にしました(笑)
売り場のお姉さんは、博物館のイメージから想像もつかないような今風の美人。お金を払うついでに、館内の写真を撮って良いかと聞いてみると、笑顔で許可してくれました。
展示品は物凄いけど、開放的でとても楽しい博物館です。(おまけに入場料無料だし)
皆さんも、東京にお越しの際は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。