レオ日記 第34話

今年何度目かの風邪をひいてしまった・・・。
熱を出して寝込んでいると、夜中にふと目が覚めた。
朦朧としながらも起き上がろうとするが、体がぴくりとも動かない。
『これは・・・、金縛り!?』
喉はカラカラに乾き、全身鳥肌が立ったうえに汗をびっしょりかいている。そしてとにかく、何かが体の上にずしりとのしかかり、息が異常に苦しくて声もでない・・・。
『この感じはいよいよ本物かもしれない、もしかしてホントの霊体験!?』と、秘かに恐怖しつつ、目だけを動かしてみる・・・。
確かに胸の上に何かが乗っている・・・。しかもゴロゴロ言っている・・・。
ん、ゴロゴロ?
そう、いつもより体温が高くなっていた為に、レオが私の事をコタツ代わりにしていただけなのでした。
体が動かないのも、レオの重みに腕が痺れてしまっていただけ・・・(何しろ5キロはあるから)
まったく!私は寝込んでいるのに!!
猫ってホント、こんな時には全然役に立たない!!(いつもか)

だから!鼻をかんだティッシュで遊ぶんじゃないの!(怒)

だから!鼻をかんだティッシュで遊ぶんじゃないの!(怒)

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