セブ島(2)〜交通事情〜

旅行から大分経ってしまったけれど、フィリピンで感じたその他の事を追記。

天国のようなホテルを一歩外に出ると、町並みは驚く程貧しかったです。
ほとんどの時間をホテル内で過ごして、外出する時は貸し切りのハイヤーだったので、私達が目にしたのはフィリピンのほんの一部でしかないのは分かっていますが・・・。
もちろん、素敵なお家もある事はあるのですが、それよりも目についたのが、今にも倒れそうな継ぎはぎだらけの外壁の家々。
ドライバーさんの話だと、フィリピンはとても失業率が高いそうです。
看護婦さんやエンジニアなどの専門技術を身につけた人達は、アメリカを筆頭とする海外にどんどん出稼ぎに行ってしまうそう。
フィリピン国内の物価は安いけど、それは当然お給料も安いってこと。
小学校の授業時間中に学校に行かず、働いている子供達も見かけました。
治安もあまりよくないそうです。確かに、各ホテルのゲートは常に閉ざされていたし、セキュリティスタッフも常駐していました。
美しい南国の、これも現実の一つ・・・。

もう一つ驚いたのは、交通事情。
空港からホテルまで車で1時間程かかったのですが・・・ガイドブックやホームページには1時間半かかるって書いてあったぞ・・・つまり、それくらい速いスピードで運転しているってことです。
信号機がほとんどないせいもあるのでしょうが、公道を飛ばす飛ばす!
100km/hは平気で出してるし、クラクションも鳴らしっぱなし。
2車線道路でも、対向車線に平気ではみ出して追い越しをかけるし、割り込みも当たり前。
歩行者も慣れているのか、車の前に普通に飛び出して来るし・・・つくづく、日本の交通ルールってちゃんとしてるな~って思いました。
ドライバーさんと仲良くなって色々お話をしながらの道中でしたが、「ここが市庁舎だよ~」とか、「この橋は日本人が作ったんだ」「マゼランが・・・」「これはセブ最古の道路で・・・」なんて色々説明してくれるにもかかわらず、私達にはゆっくり見物している余裕がない。
だって、恐いんですもの~~。
ちゃんと前を見て運転して下さい!
あまりにもカルチャーショックを受けたので、ドライバーさんに「フィリピンの交通ルールって、凄いですね・・・」と話しかけたら、「うん、確かに皆危ない運転するよね。でも僕は、お客さんを乗せるのが仕事だから、安全運転だよ~」って話しながら慌ててシートベルトを締めたのはなぜですか?
ちょっと眠気が襲ってきた時に、ギアを操作する手で握力を鍛える器具(名前が分からない)をニギニギしていたのはなぜですか?(っていうか、なぜ車の中に・・・)
滞在中3人のドライバーさんにお世話になりましたが、皆こんな調子でした。
まぁ、確かに事故にも遭わなかったし、生きて帰って来られたんだからいいか~。
これも旅の醍醐味ってことで。