出産記録(前編)

生後2ヶ月の息子はぷにぷにほっぺ。
生まれたばかりの時は、通常より小さかったのでかなり細身の赤ちゃんでしたが、今ではもう!
同じ頃に生まれた他の赤ちゃんを追い抜いているようです。
先日計ったら、身長60cm、体重6.8kg。
長時間抱っこしていると腱鞘炎になりそうな重さです

それにしても、赤ちゃんは本当に可愛い。
実際に生んでみるまでは、どちらかといえば子供は苦手だったのですが、我が子だけでなく他の子供まで愛しくて仕方ありません。
この前なんて、泣きながら「初めてのおつかい」を観てましたもの(笑)
子育ては本当に大変で、睡眠時間は削られるし、自分の時間は持てないし、赤ちゃんに振り回されまくっているのですが・・・王子の為だったら何でもするわよ!って気持ちになってます。

産後2か月以上経ってしまったけど、せっかくなので出産の様子をメモメモ。


7月6日の早朝4時頃、いきなり腹痛で目が覚めました。
出産予定日の3週間と2日も前だったので、この時はまだ陣痛とも思わず、痛みが治まると再び眠ってしまいました。
が、その後30分おきに腹痛で起こされる。
結構強い痛みで、じっとりと脂汗をかいている状態。
それでも、「初産は予定日より遅れるものよ」と誰からも言われていたし、寝冷えでもしてお腹を壊している程度にしか思わず、しつこく眠り続けていました。
6時半頃、さすがにちょっとおかしいぞとトイレに行ってみると、おしるしがありました。
「おしるしがあると数日以内に出産」なんて本には書いてあったもので、「そうか、数日以内に出産か。じゃ、この痛いのは前駆陣痛(陣痛のリハーサル)かな?」なんてのんきに考えていたのですが・・・。
その後痛みの間隔がどんどん狭くなっていって、9時頃には10分間隔に!!
でもたまに30分間隔になったりと、なかなか安定しない微妙な状態でした。
正期産(正常なお産の時期)より2日早いという判断に迷う時期だったのと、産院からは10分間隔になったら連絡をして来るようにと言われていたので、まさかと思いつつ電話をかけてみました。
応対してくれた助産師さんは、「正期産にはちょっと早いけど、このまま生まれても大丈夫だと思いますよ。でも、多分前駆陣痛だと思うから、このまま痛みが遠のくかもしれません。今日は安静にしていて下さいね。」と。

その後横になって痛みをやり過ごしていると、確かに間隔がどんどん開いて来て、30分間隔位で安定してきました。
夕方から出勤だった旦那にも、「今日はお産はないかもしれないから、会社に行って大丈夫よ」なんて言っていたのですが・・・。
16時頃、横になっているとなんだか苦しいので起き上がって椅子に座っていると、あっという間に再び10分間隔に!
不安に駆られてもう一回病院に連絡してみると、「初産だからまだまだ時間がかかりますよ。7~8分とか4~5分間隔の頃に、また連絡して下さいね。」ですと。
いつになったら病院に行けるのさ!
旦那も、「で、会社には行っていいの?ダメなの?」なんて聞かれましたけど、私が聞きたいよ~。
で、しばらくすると、痛みの度にものすご~く便意が・・・
お産のいきみって、排便の感覚にとっても似ているんです。
そのうちどんどん痛みが増して来て、それまでは深呼吸程度で逃せていた痛みが、「あ”~~~う”~~~」と声を出さずにはいられなくなって来てしまいました。
何より、いきみを我慢するのが辛い!
出したいのに出しちゃダメ、出せないっていうのは、ほとんど拷問です!
出産の本には、「10分間隔の時は、まだ我慢できる痛み」なんて書いてあったんですけど、「こんなに痛いのが我慢できる痛み!?じゃ、お産の本番はもっと激痛!?」なんて不安になってみました。
とりあえず、出勤直前の旦那を引き止めて、それぞれの実家にも連絡。
母はのんきに「え~早いんじゃない~?でも初産だから、まだまだ時間かかるかもね~」なんて言ってました。

18時半頃、6~7分間隔の痛みになって来たので再び産院に連絡。
日曜日だったので当直の先生が一人だけだったせいもあると思うんだけど、痛みの間隔を伝えると、応対した助産師さんはもう少し自宅待機して欲しそうな雰囲気だったのですが・・・いきみが強い事を話すとすぐに来て下さいと言われました。
この頃は、もう痛みの度にほとんど叫んでいるような状態だったので、すぐには産めなくても状況が変わる事にすごく安心して、旦那の運転で産院へ。
途中、車の振動で痛みが4分間隔になってきたりして、もう何がなんだか。

病院到着後、モニター(分娩監視装置)を付けて、赤ちゃんの心拍とお腹の張り(陣痛)の様子を観察すると言われました。
モニタールームで仰向けに寝て、お腹にベルト状の器械を巻き付けます。
正直、仰向けに寝る事がとても苦しくて嫌だったのですが、30分くらいで済むと言われたので素直に横になりました。
モニターを装着して最初の陣痛が来ると、いきなり病室のドアが開いて3~4人の看護婦さんがワラワラと。
なんだなんだ!?と痛みを堪えつつびっくりしていると、「は~い、Mieさ~ん、大きく深呼吸して~。赤ちゃんが苦しがってますよ~。」え~!?深呼吸してるんだけどな~。
実は、陣痛で子宮が収縮するので、中にいる赤ちゃんも圧迫されて心拍が下がるんだけど、痛みがひくと戻るはずの心拍が戻って来ない!
しばらくス~ハ~やっていたら戻ったので、看護婦さん達も帰っていったのですが、また次の陣痛の時にワラワラ。
姿勢が良くないのではないかということで、今度は体の左側を下にして横になってみたけど、再びワラワラ。右を下にしてもワラワラ。最後は四つん這いにまでなってみましたが、陣痛の度に赤ちゃんが危険な状態に!!

さすがに不安になってきた所で医師が登場。
どうも、へその緒が巻き付いているのではないかと。それで陣痛の度にへその緒が圧迫されて、赤ちゃんが苦しい思いをしているのではないかという事。現時点で7~9分間隔の陣痛なのに、子宮口が8cm大に、陣痛時には9cm大になっている事。通常、この開き具合だと、陣痛は2~3分間隔になっていなければならない事。(全開大で10cmなので、痛いわけです)
「ちょっと難しいお産になるかもしれません。帝王切開になる可能性があるので、これから飲食は一切しないで下さいね。」
と言葉を残して、別室で旦那に手術の説明をしに行ってしまいました。
当初、帝王切開も会陰切開も嫌だったのですが、赤ちゃんが苦しがっている状況を目の当たりにするとそんな気持ちはまったくなくなり、切って無事に産まれるんだったらそれでもいい!と思えました。

その後、どの体勢でもダメなら、私が一番楽な姿勢をということで、ベッドに腰掛けた状態で過ごす事にしたのですが、これが効果ありで、赤ちゃんの心拍も順調に戻るようになりました。
ひとまず安心ですが、油断はできないということで、30分の予定だったモニターは5時間近くも続き、それでも陣痛の間隔は7~9分のまま狭まらず、いきみはどんどん強くなるし、旦那は青い顔してるし(笑)
担当の助産師さんからは、自然分娩にできるかもしれないから、なるべく動いて陣痛の間隔を狭めましょうと言われたので、モニターに繋がれたまま病室をウロウロ。
だけど、水も口にできないのにいきみや痛みを我慢するのはとても疲れる作業で・・・。
旦那とモニターのグラフを見ながら、胎児の心拍を心配し、陣痛の痛みのピークがグラフを振り切っている様子を、叫びながらなかばやけくそで眺め、痛みがない時には足踏みしながら過ごしていましたが、さすがに体力が限界になってきました。
痛い時には熱くなって汗ばむくらいなのに、痛みがひいてしばらくすると寒くてガタガタ震えが!
内心、「もう限界だ~。若くないし~(こんな時だけ認める)。帝王切開でも何でも良いから、出~し~て~。」とグッタリしているところへ、24時頃、再び医師登場。
診察してみると、陣痛はまだ7分間隔なのに、子宮口は既に全開大になっているそう。
このまま分娩室に入って、陣痛促進剤で間隔を狭めて、吸引分娩で赤ちゃんを出してあげましょう。という事になりました。
いよいよお産も本番です!

(続く)